お家で子どもの『やる気を上げる』5つの魔法
2025/01/29
お家で子どもの『やる気を上げる』5つの魔法
『家でも努力ができる子に
なって欲しい』
これはすべての親が
願うことですよね。
私も放課後等デイサービスや児童養護施設に
働いている時に
感じたのは、
子どもは家に帰ってきたら
ゲームばかり。
少し興味が出てきても
すぐに飽きてしまう!

子どものそんな姿を
何度も見ては注意して
時には子どもと大きなトラブルに
なったこともあります。
その時は何も考えずに
とにかく「やらせなければ」と
無理矢理にでもやらせたり
時にはゲームを取り上げたりして
とにかく必死に子どもを変えようと
していました。
結果だけを見れば
『やらせる』ことはできていました。

結果だけを聞けば
上手く丸め込むことが
できたのかもしれませんが・・・
あの頃の私は
子どもの将来の成長のことを漠然と描いたまま
ただ目の前のことをやらせていただけでした。
そこには、継続性もなく
ただ、嫌々やっている子どもの姿が
あるのです。
その時感じたのが
やらせることによって
反対に苦痛を強めて
「やらなくなる」ということです。

そこで今回は、
発達特性をもつ子どもを育てるお母さんが
子どもの「楽しい」を引き出しながら
『やる気を上げる方法』について紹介していきます。
「自分は今の子どもの成長で
満足しているから大丈夫」
というお母さんは
お時間の無駄になってしまうので
このまま閉じてもらって結構です。
逆に、
「家でも運動療育を取り入れたい」
「子どもの身体能力を高めて、
自信をつけてほしい」

というお母さんは
ぜひ今回の方法を
試してみてくださいね✨
もし、ご家庭でも
子ども自身で運動に
取り組むことができた
療育に通う5倍以上の速さで
運動能力の向上が
みられると思います。
運動能力や身体能力が向上して
園や学校でも
できることが増えた方が絶対いいですよね。

家の中でゴロゴロしていた梨、
ゲームばかりの毎日で
運動面や精神面が成長することはないですし、
いつまで経っても
『できない自分』『あきらめてしまう自分』
ばかりになってしまいます。
自信は、一つ一つの行動した結果と
目標達成した自分を知ることで
積み重なっていくものです。
いつまでも自信がつかないまま
「やらないこと」を自分の中で「できないこと」に
変換して
自信のないまま
成長していく。

そんな時間が長くなればなるほど
挫折する回数も増えていくでしょう。
そんな姿をみて
親ができることは
何もなくなってしまうことでしょう。
『あの時に、もっと身体を動かす経験をさせてあげられたら』
『もっと自信をもたせられる声掛けができていたら』
と絶対に後悔します。

今、すでに子どもが
自信を失いかけていたり
子ども自身がチャレンジすることなく
すぐに「やりたくない」と
表現することが無いように
子どもが『やる気を上げる方法』を
知って実践していきましょう!
それでは本題に入ります。
子どもの『やる気』を上げる5つの方法!!
今回は私が日々実践している
5つの方法を紹介します。
支援実績1000人以上、
集団授業・運動療育10年以上の実践を基に
本当に必要な5つを厳選しました。
ぜひ、一つずつ取り入れてみて
子どもの様子の変化を実感してみてください。
方法①:楽しい雰囲気つくりを一貫する。
「頑張るのは本人次第・・・」
では子どもの力では頑張り抜くことは
できません。
数分前は「頑張る」とやる気にあふれていたのに
「やっぱやめた」といって
急にやらなくなる経験ありませんか?
そんな子どもの姿に心当たりがある人は
必ず取り入れてみてください。
子どもはまだ思考力が未発達です。
その為、目先の結果に気持ちも左右されやすいです。

「将来できるようになる」
「○○ができたら得をする」
こういったイメージが定着しづらいです。
上手くいかない経験が続けて起きると
急激にやる気が低下してしまいます。
一度、落ちてしまったやる気を
戻すのは簡単ではありません。
本人以外で「やる気」を引き出すには
雰囲気を作ることがポイントです。

NHKの歌のお姉さんや体操のお兄さんを
浮かべてください。
笑顔を振りまいていたり
とっても大きな身振り手振りで
表現していますよね。
ああいった世界観を作ることは
とても大事なことです。
あの雰囲気つくりは
とても参考になることが多いんですよ。

療育の場面においても
子育ての場面においても
一貫して楽しそうな雰囲気を作ることで
子どもの感化されながら
「楽しいかも」
「上手くいかなくても嫌な気持ちがしない」
そんな気持ちが芽生えることにも
つながっていきます。
私は、常に大きな動きを意識して行なっています。

オーバーリアクションは
想像力や思考力がまだ成長途中の子どもにとっても
見やすく感情移入しやすいからです。
最初は、照れくさかったりり、恥ずかしさをを
感じるかもしれません。
これも慣れです。
静かな雰囲気に慣れてしまっている大人が
まずは殻を破って
「楽しい雰囲気つくり」を
試してみてください✨
方法②:「切り替え思考」を定着させる。
「思考によって次の行動は変化します」
みなさんは
子どもが「できた」時に
どんな関わりをしていますか?
反対に「上手くいかなかった」時に
子どもにとってどんな関わりを行なっていますか。
特に子どもが上手くいかなかった場合に
同調しすぎてしまって
子どもの落ち込みを加速させることもあります。

結果に対して
目を向けすぎると
次に進むことが難しくなってしまいます。
意識することは
「何回だってやればいい」気持ちを
もって接してあげることです。
要するに
「気にしない」
「次にやればいいさ」
と前向きな思考で接してあげることが
子どもにも伝染していき
落ち込んで停滞することが減っていきます。
方法③:アイテムの活用をする
子どもの特徴として
『飽きやすい』
ということがあります。
特に苦手なことや
上手くいかないことに対しては
すぐに集中が切れてしまいます。
子どもにとって
楽しさを継続するための原動力は
「ワクワク感」です。
この気持ちを
いかに長く感じさせられるかで
子どもの「やる気」は変わってきます。

同じ練習の繰り返しでは
単調な動きになってしまい
すぐに飽きる要因にもなります。
そこで活躍するのが
「アイテム」を使うことです。
例えば縄跳びの練習でも
毎回、縄跳びを練習させようとしても
すぐに止めてしまったり、長く続かないことありませんか?
これは単調な動きに
飽きてしまう場合が多いからです。

そんな時は、跳ぶ道具を変えることで
同じ跳ぶ動作でも
変化を作ることができます。
縄をスポンジの棒に変えてみたり
大繩にしてみたり
新聞紙を丸めたものにしてみたり
同じ動作でも
アイテムが変わるだけで
新鮮な気持ちで練習に取り組むことができます。
方法④:GOALのご褒美設定をする。
『○○できたら△△を買ってあげるから頑張りなさい』
こんな条件で頑張らせようとしていませんか?
このご褒美は
逆効果なんです。
これを続けてしまうと
ご褒美がないと頑張らなくなります。
エスカレートすると
買ってもらえないと分かると
怒り出すなんてことも・・・

ご褒美の使い方で
子どもの「やる気」は
良い方にも悪い方にも向いてしまいます。
ご褒美は
結果に対してよりも
集中する時間を生み出すために活用してあげましょう。
例えば
「○○まで終わったら、おやつにしよう」
「△△までやったら、ご飯を食べにいこう」
といったように
集中力を加速させるために
使うことが有効です。

努力の積み重ねをすれば
結果は後からついてきます。
ご褒美で直接的に
結果を出す事よりも
結果につながる過程を大切にして
その努力を加速させるために
ご褒美を作ってみてください!
方法⑤:未来の姿を連想させる。
ご褒美は、何も物だけではありません。
一番のご褒美は
「成功体験」だと
いうことを覚えておいてください。
物事の本質は
どんな小さな子に対しても
伝え続けてあげてください。
「やることによって、どんな姿になれるのか?」
理想の未来を
想像できる場面を
たくさん作ってあげてください。

「○○出来るようになったら、かっこいいよね」
「○○しておけば、こういる時に役立つよね」
その子にとってのメリットを
感じさせてあげることが
「やる気」の継続のポイントです。
今から一つでも取り入れてみよう!
✅楽しい雰囲気つくりを一貫する
✅「切り替え思考」を定着させる
✅アイテムを活用する
✅ゴールのご褒美設定をする
✅未来の姿を連想させる
家庭で子どもの「やる気」を上げる方法
5つ紹介しましたが
いかがでしょうか?
一度に全部試すというのは
大変ですし
続かない原因にも
なります。
まずは今の自分に必要なものを
1つ選んで今日から実践してみてください。
子どもの成長を加速させるには
子ども自身が「やる気」を
継続しなければいけません。
無理にやらせるための
ルールや厳しさを設けるより
本人のやる気を引き出す術を知って
量や質は向上させていく方が
子どもにとっての
成功体験にも繋がり
自信をもつきっかけにもなります。
やらされた努力は
目先の結果には繋がりますが
長期的な成長は期待できないことを
覚えておいてくださいね
子どもが努力の楽しさを知れば
自然と親の介入なくても
やる気を維持できるようになっていきます。
そうなれば、
おかあさんにとっても
「やらせなきゃ」という気持ちも減っていき
子どもの努力や成長を
楽しく見守っていけるように
なると思います。
最後まで、読んでくださり
ありがとうございました。
P.S
「親子のオリジナルストーリーを作る」
放課後等デイサービス事業を
展開しています。
『出会い』が
子どもの人生を大きく変えると
信じています。
「子どもの発達の遅れが気になって、将来が不安」
「子どもに対してどんなサポートしていいか分からない」
そんな療育の不安や悩みを
抱えている保護者へ
私たちが
子どもの発達のサポートを
していきます。
『子育てはチーム戦です』
ぜひ、ご家族で抱え込まず、
一緒に悩み・考えていきましょう!!
公式LINEでは
✅親子運動教室・ママさん会(定期開催)の詳細
✅療育視点での子どもの発達支援
✅noteでの定期配信のお知らせ
を無料で載せています!
気になった方は
ぜひ、覗いてみてください。
【▼公式LINE登録ページはコチラ▼】
*個人情報は分からないようになっています。
お気軽に友達登録してくださいね。